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製品紹介

ギ酸(蟻酸)

Formic Acid

ギ酸の用途については古くは皮革のなめしに始まり、近年では身の回りに溢れている半導体の洗浄にも用いられています。
当社では40%~99%までの8種類のギ酸を取扱っております。

製品詳細

化学名 ギ酸
別名 メタン酸、カルボキシ水素酸
化学式 HCOOH
分子量 46.03

成分及び含有量

ギ酸40% ギ酸:40%以上 水:60%以下
ギ酸45% ギ酸:45%以上 水:55%以下
ギ酸70% ギ酸:70%以上 水:30%以下
ギ酸76% ギ酸:76%以上 水:24%以下
ギ酸85% ギ酸:85%以上 水:15%以下
ギ酸88% ギ酸:88%以上 水:12%以下
ギ酸95% ギ酸:95%以上 水:5%以下
ギ酸99% ギ酸:99%以上 水:1%以下
ギ酸各種製品の安全データシートをご希望の方はこちら

1,000kg入 IBCコンテナ

220kg入 ポリドラム

22kg入 20Lポリ缶

ギ酸の取り扱いの注意

ギ酸は非常に腐食性が強いので、取扱いには充分な注意が必要です。

! 人体への注意事項

  • 衣服に附着すると、変色したり、破損したりしますので、附着した場合は水で充分に洗って下さい。 特に、ナイロンに附着すると直ちに溶解するので、ナイロン製衣服はできるだけさけて下さい
  • 取扱いには耐酸性ゴム手袋とメガネを着用して下さい。
  • 皮膚に対しては非常に浸透性をもっており、水腫を生じて痛みを感じますので、附着した場合は大量の水で洗浄し、チンク油を塗布します。 特に、眼に入らないよう注意して下さい。

! 貯蔵時の注意事項

  • 貯蔵場所は、できるだけ冷暗所で排水のよいコンクリート床を使用して下さい。
  • 容器が破損した場合は、直ちに大量の水で洗い流して下さい。
  • ギ酸を取扱う容器は、ポリエチレン、ガラス、磁製、高級ステンレス、またはこれらのライニング製のものを使用して下さい。
  • ゲージコック、ポンプなどにはステンレス(SUS 316L)のほか、高硅素鋳鉄(ベシロン)を使用して下さい。
  • 78%未満は消防法による危険物には該当しませんが、78%~85%は危険物第四類第三石油類に該当し、86%以上は危険物第四類第二石油類に該当します。尚、90%以上は医薬用外劇物にも該当します。

長期的に使用する貯槽には、次のものが適当です。

  • ガラスライニング
  • ステンレス(SUS 316L)
  • ポリエチレン

※ステンレスは使用開始時に若干の着色を起こしますが、数度のギ酸洗浄をおこなえば解決します。 ポリエチレンライニングおよび塩化ビニールも使用できますが、耐用年数の点であまり芳しくありません。

製品に関するお問い合わせはメールフォームまたはお電話より承っております